日米欧、中国相手にWTO提訴検討 レアア

中国が電気自動車やハイテク製品などに使うレアアース(希土類)の輸出規制をしているとして、日本と米国、欧州連合(EU)が世界貿易機関(WTO)への提訴を検討していることがわかった. 日本政府関係者が明らかにした. 米AP通信なども12日、日米欧が中国をWTOに訴える方針だと報じた. オバマ米大統領が13日発表する見通し. 藤村修官房長官は13日の閣議後の会見で「慎重に検討している. 現時点で何か決まったということではない」と述べた. レアアースは、電気自動車の高性能モーターなどに必要な素材. 中国が世界の供給の9割以上を握りながら、輸出規制をかけている. 価格が高どまりしているうえ、さらに輸出規制が進めば、先進国での自動車やハイテク製品の生産に影響が及ぶ可能性がある. ラオスの子どもたちから復興を願うこいのぼりを贈られた福島県の小中学生らが、感謝と元気を伝えるメッセージを書いた「お返しのこいのぼり」を用意した. 伊達市立富野小学校でお披露目された. 2月上旬に現地に渡る. ラオスからこいのぼりが届いたのは昨年5月. 日本の支援で完成した10の学校の子どもたち約100人が「災害にくじけず一緒にがんばろう」などと、東日本大震災からの復興を祈って寄せ書きし、福島県内の小中学校などで披露された. 富野小の宍戸仙助校長が現地に行ったことがある縁で、同校にもやってきた. 「お返しのこいのぼり」に思いを記したのは、同校や飯舘村いわき市、東京の小中学校など計9校の児童、生徒約180人. 「震災に負けず強くなりたい」「皆さんのメッセージのおかげで元気になれた」などと色とりどりのペンで書かれている. 2月にNGOの国際会議でラオスを訪れる宍戸校長が持参し、現地の学校を回ってお礼を述べるという.