ポプラ社の坂井社長が辞任 業績回復「責任

児童書などを出版するポプラ社は3日、坂井宏先(さかいひろゆき)社長(67)が先月25日付で辞任し、3日付で奥村傳顧問(62)が新社長に就任したと明らかにした. 坂井氏は非常勤の顧問になった. 坂井氏は、編集者として「ズッコケ三人組」シリーズや「かいけつゾロリ」などのベストセラーを手がけ、1998年から社長を務めていた. 同社は辞任について「本業以外の投資による損失から回復し責任を果たしたことと、体調不良による」と説明している. 電車で各地を巡って資産を増やすコンピューターすごろく「桃太郎電鉄」を長崎市路面電車で楽しむ「リアル桃鉄」が7、8の両日、開かれている. スマートフォンの画面上でサイコロを振り、電車で電停を進むと、長崎にちなんだクイズなどを楽しめる. 参加者は「社長」となり、「獲得賞金」を競う. この日の参加者は約250人. ちゃんぽんを食べたり、名所の「眼鏡橋」でメガネをかけたり. 賞金までは現実にはならないが、心の資産は増えた.