藤田恒夫さん死去 新潟大名誉教授・解剖学

競泳の日本選手権第6日は7日、ロンドン五輪代表選考会を兼ねて東京辰巳国際水泳場であり、男子200メートル個人メドレーは、初日の400メートルを日本新で制した高校3年の萩野公介(御幸ケ原SS)が1分58秒01で制し、2種目の五輪出場を決めた. 2位に入った高桑健(自衛隊)は2大会連続の五輪代表になった. 藤田恒夫さん(ふじた・つねお=新潟大名誉教授・解剖学)が6日、脳梗塞(こうそく)で死去、82歳. 通夜は11日午後6時、葬儀は12日午前11時から東京都台東区上野公園14の5の寛永寺輪王殿で. 喪主は妻佐千子さん. 1984年に科学雑誌「ミクロスコピア」を創刊、25年間発行を続けた. 細野豪志原発相は6日、原発の運転期間を原則として40年に制限することを柱とする原子炉等規制法などの改正の方針を発表した. 国が原発の運転期間を法制化するのは初めて. 通常国会に改正案を提出する. 細野原発担当相は会見で「40年以上の運転はきわめてハードルが高くなった」と述べた. これまで、老朽化した原発については、経済産業省原子力安全・保安院が、「高経年化対策」として、運転開始から30年を超えた原発を対象に原子力事業者に報告書を出させ、施設の安全性を確認して10年ごとに運転を認めていた. 運転期間の明確な基準はなかった. 原発の運転期間を法制化して制限することで、今後、運転開始から40年が経過した原発は「寿命」を迎えることになり、原則として廃炉にすることになる. 40年は、米国が法で定めるなど、原発の運転期間の一つの目安とされる. 40年以降の運転延長は、施設の老朽化や原子力事業者の技術能力を審査した上で認められるが、具体的な審査基準や延長期間については今後検討するという.