猫さんが代表」変わらず カンボジア五輪委

ロンドン五輪男子マラソンカンボジア代表に決まっているお笑いタレント、猫ひろしさんのライバルで、15日のパリ・マラソンで2時間23分台の記録を出したカンボジアのブンティンについて、同国オリンピック委員会のワット・チョムラーン専務理事は「好記録だが、現状では五輪代表入りは無理だ」と述べ、自己記録が2時間30分台の猫さんを代表とする方針に変わりはないことを明言した. 同専務理事は、ブンティンとカンボジア陸連との関係が悪化していることを挙げ、その修復がない限り五輪出場は難しいとした. 国籍を変更した猫さんの出場資格について国際陸連が疑問視しているが、仮に猫さんが五輪に出場できなくなった場合は「マラソン以外の陸上種目から代表を1人選ぶしかない」とした. (時事). 新潟県警胎内署の矢作(やはぎ)義信署長(53)が20日夜に自殺した問題で、矢作署長が4月末から業務上の不祥事について監察官室の調べを受けていたことが県警関係者への取材でわかった. 署長公舎で見つかった遺書も不祥事に触れていたといい、県警は自殺との関連を調べている. 矢作署長は3月、機動捜査隊長から胎内署長に異動した. 県警関係者によると、業務上での不祥事が発覚し、過去のポストにさかのぼって監察官室の調べを受けていたという. 県警警務課によると、矢作署長は20日夕、勤務を終えて署を出た後の午後7時半ごろ、夜勤の署員に「公舎の様子を確認してほしい」と電話で伝えた. 公舎には遺書があり、署員10人が行方を捜したところ、市内の公園でロープで首をつった状態で見つかった. 遺書は妻、同署次長、署員向けがあったという.