東証、一時9400円割れ 欧州危機懸念・

11日の東京株式市場は、日経平均株価が一時、前日終値より140円超安い9395円24銭をつけた. 取引時間中に9400円を割ったのは2月17日以来、ほぼ2カ月ぶり. 欧州の政府債務(借金)危機への警戒感が高まって前日の欧米市場が大幅安になったことや、円高を嫌気した. 7営業日続けて値下がりする展開になっている. 午前の終値は、同92円92銭(0.97%)安い9445円10銭. 午後1時時点では、同117円92銭安い9420円10銭. 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、午前の終値が同8.43ポイント(1.04%)低い805.00、午後1時時点が同10.35ポイント低い803.08. 米景気の先行き不安や、日本銀行の金融緩和の見送りもあって、安全資産とされる円が買われている. Nike Air Jordan 人気 minbylani 東京外国為替市場の円相場は、午後1時現在、前日午後5時時点より41銭円高ドル安の1ドル=80円76~78銭. 対ユーロでは、同48銭円高ユーロ安の1ユーロ=105円72~76銭. 対ドルで80円台、対ユーロで105円台をつけるのはほぼ1カ月ぶりだ. 円高傾向などを受けて、自動車や電機などの輸出関連株が売られるなど、東京証券取引所第1部上場の約8割の銘柄が値を下げている.