ツイッター問題の議員を除名、失職に 群馬

群馬県桐生市の庭山由紀市議(43)がツイッターで地元の農作物を「毒物」とつぶやくなどし、市議会(定数22)に懲罰動議が出されていた問題で、市議会は20日、除名を可決し、庭山氏は失職した. 本人と退席者1人を除く20人が記名投票し、可決に必要な15人を上回る18人が賛成した. 庭山氏が5月25日、市役所前の献血車の画像とともにツイッターで「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか? 」とつぶやき、全国から市議会に抗議が殺到. 原発事故後の地元の放射能汚染が高濃度と主張する立場から、昨年12月に「毒物作る農家の苦労なんて理解できません」などとつぶやき、5月28日にも放射線量が基準値を超えた野菜の扱いをめぐり、農協組合長を名指しで「犯罪者」とつぶやくなどしていた. 地方自治法は懲罰対象を議会内の行為に限る. だが、市議会の多数派は、ツイッターの内容について説明を求めた議会運営委員会の場で、庭山氏が(1)謝罪や訂正をしない(2)農作物を「毒物」とする言動をした――といった点を重く見て、除名の懲罰動議を提出. エアマックス ナイキ サッカー 懲罰特別委員会で本会議での採決を決めていた.