難波駅前にNY風広場を 大阪府市統合本部

大阪の都市再生や文化行政を話し合う府市統合本部の「都市魅力戦略部会」の初会合が9日、大阪市内であり、部会長の橋爪紳也大阪府立大特別教授が南海難波駅前(大阪市中央区)に歩行者優先の広場を整備する案を提示した. 橋下徹市長も「非常に面白い」と賛成し、具体化に向けて検討に入る. 橋爪氏らによると、広場を計画するのは、高島屋やなんばマルイが面する南北約100メートル、東西約200メートルの駅前ロータリー. 歩行者天国として再整備された米国・ニューヨークの繁華街タイムズスクエアをモデルに、車で混雑するロータリーを広場に再生させる. タクシー乗り場やバス停、車道の一部を撤去. 樹木を植えるなどして、観光客や買い物客らが憩える一角にする. ベンチ、オープンカフェなども設置し、周辺繁華街の防災拠点としての役割も持たせる. 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と伊フィアットのトップ同士が、今年に入り、欧州事業の統合について話し合っていたと、9日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルが関係者の話として伝えた. 同紙によると、GMのダニエル・アカーソン最高経営責任者(CEO)と、フィアットのセルジオ・マルキオンネCEOが、両社の欧州事業を統合できないか模索したという. GMは当時、仏大手プジョー・シトロエングループ(PSA)との交渉を進めており、フィアットとの交渉はすぐに打ち切られたという. GMは2月下旬、PSAの約7%の株式を取得し、包括提携をめざすと発表した. 両社の世界での販売台数は合計1256万台となり、圧倒的な規模となるため、世界のメーカーの戦略に影響を与えるとされる. 同紙は、伊フィアットは今後も他社との提携を模索するとしたうえで、「マルキオンネCEOは、日本のマツダとスズキの名前を挙げている」と付け加えた. (ニューヨーク=畑中徹). シカゴ・マラソン(10月9日)の主な招待選手が9日発表され、アテネ、北京両五輪女子1万メートル代表の福士加代子(ワコール)がエントリーした. マラソン挑戦は2008年1月の大阪国際女子以来2回目. 12年ロンドン五輪はトラックではなく、マラソンで狙うことになりそうだ. ハーフマラソン日本記録保持者の福士は、ロンドン五輪国内選考会となっている来年1月の大阪か、3月の名古屋に照準を合わせていると見込まれ、シカゴはそれに向けたステップになる. 初マラソンだった08年の大阪は、一般参加で終盤に失速し、19位だった. 男子は北京五輪代表の佐藤敦之(中国電力)が出場する.