岩手がれき28万トン処理要請 政府、神奈

北関東で6日に起きた竜巻被害で行方不明になった犬が飼い主のもとに帰ってきた. 茨城県つくば市北条の大関英也さん(75)宅の雑種犬「ワン太郎」(オス、3歳). 竜巻で飛ばされたとあきらめかけた大関さんら家族5人は「家の屋根や壁は壊れたけど、命はみんな残った」と喜んでいる. 竜巻発生時、5人は外出していた. 帰宅すると、ワン太郎と犬小屋は消え、庭につないでいたひもだけが残っていた. 8日昼前、妻満里子さん(70)が自宅近くでじっとしている犬をワン太郎と確認した. 首輪の金具は壊れていた. 竜巻で飛ばされたかどうかは分からないが、けがはなかった. 心配して泣いていた孫の隆司郎さん(11)は「また会えるなんて」とじゃれあっていた. 宮城、岩手両県のがれきを他地域で処分する広域処理が進まない問題で、政府は23日、受け入れを前向きに検討している神奈川、群馬、静岡の3県と3県内の5政令指定都市に対し、岩手県5市町の木くずなど合計28万トンの処理を求める要請書を送った. 政府が具体的な数字をあげて要請をしたのは初めて. 受け入れ要請内容は、神奈川県12万1千トン(大船渡市、陸前高田市などの木くず)、群馬県8万3千トン(宮古市、大船渡市、陸前高田市、山田町、大槌町の可燃物や木くず)、静岡県7万7千トン(山田町、大槌町の木くず). 3県に要請した28万トンは、岩手県の広域処理目標量(約57万トン)の約5割にあたる. ただし約344万トンの広域処理が必要とされる宮城県のがれきは今回の要請には含まれなかった. その理由について環境省は、岩手県のがれきの放射性物質の濃度がより低く、搬出準備も進んでいたため、と説明する. 少女、少年の裸の画像や映像を受け渡ししたとして警察が摘発した児童ポルノ事件が、2011年に1455件と過去最多だったことが警察庁のまとめでわかった. 被害者も638人で過去最多. 約半数がインターネット上で受け渡されており、対策の難しさが浮き彫りになっている. 統計を取り始めた00年当時、摘発件数は170件、被害者は123人だったが、デジタルカメラやインターネットの普及に伴い、年々増加している. 被害者の34%はゲームやブログなどのコミュニティーサイトの利用がきっかけで被害に遭っており、友人や知人、親など身近な人から被害を受けたケースも29%と目立った. 児童ポルノの被害防止をめぐっては、インターネットサービスを提供する大手プロバイダー9社が、児童ポルノを掲載しているサイトへの接続を遮断する「ブロッキング」を昨年4月から始めており、ネット上の違法情報を収集するインターネット・ホットラインセンターに寄せられる通報は前年比でほぼ半減. 広く人目に触れる機会は減った. 精米機に残ったコメ販売 福岡九州クボタ「