インフルに負けるな 被災地の園児ガラガラ

第5日、体操女子団体 決勝】 米国はパワフルな15~18歳の5人をそろえ、1996年アトランタ五輪以来、16年ぶりに女子団体を制した. 脚力の強さが圧巻だった. 跳馬でエースのウィーバーら3人が跳んだのはいずれも「ユルチェンコ2回半ひねり」. 日本男子のエース内村航平(コナミ)と同じ技だ. 3人とも着地で動かず、跳馬だけで2位ロシアに2点近い差をつけた. 脚力が大事なゆかでも15点台を並べ、この2種目でライバルを突き放した. 格付け会社ムーディーズ・ジャパン20日ソニーパナソニック長期格付けをそれぞれ1段階引き下げた. ソニーは21段階の格付けで上から8番目にあたる「Baa1」、パナソニックは6番目にあたる「A2」になった. 見通しも、ともに「ネガティブ(弱含み)」とした. ムーディーズは格下げの理由について、ソニーは「テレビ事業の赤字が続き、収益が引き続き低迷する可能性が高い」、パナソニックは「三洋電機の完全子会社化で財務が大きく悪化した」と説明している. インフルエンザへの警戒が強まる中、東日本大震災津波で園舎が全壊した岩手県釜石市鵜住居(うのすまい)幼稚園と、合同保育中の第一幼稚園では、外遊びの後や昼食前のうがいで感染予防に取り組んでいる. 市内の幼稚園や小学校では、1月末から学級閉鎖などが相次いでいるが、ここでは今のところ、感染した子はいないという. 園は室内の換気に気をつけているが、周辺に多く残る被災家屋の撤去作業が3月まで順次行われ、砂ぼこりで換気が難しくなるのが気がかりという.