勇壮な太鼓、2年ぶり復活 気仙沼みなとま

東日本大震災から1年5カ月となる11日、被災した宮城県気仙沼市の漁港周辺で、2年ぶりに「気仙沼みなとまつり」が開かれた. 魚の作り物やちょうちんで装飾した船の上で、地元の若者が二十数基の太鼓をたたいて祭りを盛り上げる「海上うんづら」も復活. 「よーいやさっさ」などのかけ声とともに、気仙沼湾に大きな音を響かせた. 夜空に打ち上がった花火も彩りを添えた. 「うんづら」は、この地域の言葉で「運を連ねる」という意味. 大漁祈願や海への感謝の意味が込められているという. 気仙沼青年会議所が1978年に始めたが、昨年は震災で中止になった. オープニングの式典で、青年会議所の宮井和夫理事長(37)は「苦しく時間がかかったけれど、ここまで来ることができた. 復興へ向けて我々の心意気を見せましょう」と呼びかけた. 韓国外交通商省は31日、日本の防衛白書が例年通り竹島を日本固有の領土として記述したことに対し、「強く抗議し、即刻是正するよう求める」とする報道官名の声明を発表した. またソウルの日本大使館幹部を同省に呼んで抗議した. 韓国国防省も同様の立場を表明した. (ソウル).