英エネルギー相辞任 交通違反肩代わりさせ

金融庁は5日、今年の公認会計士試験の合格者を昨年の1511人より減らす方針を決めた. 不況で監査法人が採用を絞り込んでいるのに加え、企業などで働く会計士も増えていないためだ. 同庁は「専門家として活躍の場が企業などにも広がっていく」として、2006年に試験制度を簡略化し、合格者数をそれ以前の約1千人から2千~4千人台に増やした. だが、実際には合格しても監査法人に就職できず、資格取得のために必要な実務経験ができない「会計士浪人」が増えた. 昨年の通常国会には、実務経験なしで取得できる「企業財務会計士」資格を新設する公認会計士法改正案を出したが、野党の反対で廃案となった. 英国エネルギー気候変動相のクリス・ヒューン氏が3日、辞任した. 運転免許停止を免れるため、スピード違反の点数を妻に肩代わりさせた疑いが強まり、検察庁が訴追を発表した. 無罪を主張しているが、公務の混乱を避けるため身を引いた. 後任には、郵政などを担当する閣外相エド・デイビー氏が就いた. 2010年5月に発足したキャメロン連立政権で閣僚の辞任は3人目. (ロンドン).