風力発電、5年で原発を逆転? 海外で増加

世界の風力発電の総出力は昨年末で約2億3800万キロワットに上り、10年間で10倍になったことが分かった. 横ばい状態の原発とは対照的で、今の伸びが続けば、5年以内に逆転しそうな勢いだ. 世界風力エネルギー協会によると、世界全体でこの1年間に約21%、4100万キロワット増えた. 10年に米独を抜いてトップに立った中国がさらに大幅に増やして約6300万キロワットに達した. 深刻な経済危機に見舞われた欧州も独英で各100万キロワット以上導入されるなど、欧州全体で前年より約12%伸びた. 世界の風力発電は2001年末時点では2390万キロワットに過ぎなかったが、08年には約5倍に増え、それから3年でさらに倍増した. 一方、11年末の日本の総出力は、中国がこの1年に導入した量の約7分の1の約250万キロワット. 前年比7%の伸びにとどまった. サウジアラビアなど親米アラブ各国や欧米、日本など約60カ国の外相級要人らが集まり、シリア反体制派への支援策やアサド政権への圧力強化を協議する有志国「シリアの友人」会合が24日、チェニジアのチュニスで始まった. 激しい反体制派鎮圧作戦が続く中部ホムスなどでの停戦と人道支援の受け入れを求める見通しだ. 国連安全保障理事会での対シリア決議の採択がロシアと中国の拒否権で阻まれた親米アラブ諸国や米英などが「有志国連合」結成による打開策の検討に乗り出した形だ. 昨年、リビアの反体制派を支援するために有志国会合「連絡調整グループ」をつくったのに似た手法だといえる. UGG ブアグ ブーツ 2014ーツ 2014 会合にはクリントン国務長官やジュペ仏外相らのほか、日本からは山根隆治外務副大臣が参加. 一方、ロシアと中国は不参加を表明した. 反体制派の「シリア国民評議会」なども招かれた. フランスなどはシリア北部トルコ国境からの「人道支援回廊」の設定を求めており、こうした問題が議論された.