海自、いじめ自殺告発者の懲戒検討 文書持

陰陽師をテーマにアニメプロジェクト anipictureと旭プロダクションが手がけるオリジナルアニメプロジェクト『 印ストール 』のパイロットフィルムをファミ通Appにて独占先行公開. 同作品は陰陽師をテーマにしたアニメ. "印"と呼ばれる神の眷属をめぐり、主人公・上社千景(かみやしろちかげ)の過酷な戦いが描かれていく. 現在このプロジェクトは、シリーズアニメ・ゲーム化に向けて企画が進行中. 続報に期待しよう. ストーリー "印"と呼ばれる神の眷属をめぐり、須彌山(しゅみせん)では数百年も争いが繰り返されていた. 碧雷印(へきらいいん)を操る主人公・上社千景(かみやしろちかげ)は、幼少期に父を殺され、父の仇を討つため"仲間殺し"と呼ばれる任務を背負うことになる. しだいに父の仇を討つことと、仲間殺すという任務の間に葛藤し始める. そして須彌山では、誰も知らない、世界を揺るがす巨大な陰謀が進行していた. 高野遼海上自衛隊護衛艦「たちかぜ」乗組員の自殺に絡み、「いじめを示す調査文書が隠されている」と内部告発した3等海佐(46)に対し、海自が懲戒処分の手続きを始めた. 遺族らに「捨てた」としていた海自は告発後、原本が見つかったと謝罪していた. 特定秘密保護法で行政機関の情報隠しが懸念される中、秘密でもない文書への内部告発まで萎縮させる隠蔽(いんぺい)体質が、改めて浮かび上がった. 「あれは『ない』書類」 直訴を黙殺、海自のいじめ調査(12/8) 3佐は2008年の告発時、調査の関連文書のコピーを証拠として自宅に保管していた. 海自はこれを規律違反だと主張. 3佐は「正当な目的であり、違反にあたらない」と争う構えだ. 内閣府の審査会は今年10月、「不都合な事実を隠蔽しようとする傾向がある」と海自の姿勢を厳しく批判. 海自の現役事務官も、遺族が国を相手に起こした損害賠償請求訴訟で「上司から文書を『捨てろ』と命じられた」とする陳述書を提出している. 海自は乗組員が04年に自殺した直後、「たちかぜ」の乗組員190人にいじめの有無を尋ねたアンケートを実施. しかし遺族が05年に情報公開請求すると、原本は破棄したと答えた. 3佐は当時、遺族の訴訟を担当. 職場に原本があると知り、08年に防衛省公益通報窓口に告発したが、海自は認めなかった. このため12年4月、「海自は文書を隠している」とする陳述書を東京高裁に提出. 海自が再調査し、破棄は撤回された. 海上幕僚監部広報室は朝日新聞の取材に対し、「個人のプライバシーを侵害する恐れがあるため回答を控える」としている. ◇ 〈「たちかぜ」乗組員の自殺〉 2004年10月、乗組員(当時21)が東京都内で電車に飛び込み自殺した. 遺書には先輩隊員から暴行を受けたと記されており、後輩隊員らがエアガンで撃たれたり、アダルトビデオの買い取りを強要されたりしたことが発覚. 遺族は「先輩隊員のいじめが原因」と約1億3千万円の賠償を求めて提訴した. 横浜地裁は11年1月、いじめを認め、国と先輩隊員に計440万円の支払いを命じた. 遺族が控訴し、訴訟は継続中.