桜島の大噴火、苦難の100年 県内外に2

国内で20世紀最大規模の噴火だった鹿児島県・桜島の大正噴火で、島から移住を強いられ、避難先でも苦労を重ねた人々がいた. 12日であれから100年. 先人の歩みや災害の教訓を記し、伝えようという動きが続く. 鹿児島と宮崎にまたがる霧島連山のふもと、宮崎県小林市の大王地区. 約50戸の古びた民家が、ほのかに雪化粧した夷守(ひなもり)岳から続く急な斜面に並ぶ. 地区の山側は国有林. 坂を下れば旧日本軍の軍馬補充部だった宮崎牧場. 吹き下ろしの風は冷たい. 地区には桜島で栽培が盛んなビワの木が点在する. 「桜島におったで、ビワを大事に育てて食べよかとなったんじゃない」と移住2世の久米秀彦さん(87). 久米さんの畑のビワも約30年前、桜島の農園に嫁いだ姉が苗木をくれたものだ. 1914(大正3)年1月12日からの大正噴火で、桜島では集落が溶岩流で壊滅したり、農地が火山の噴出物で埋まったりした. 島と周辺地域からの移住者は鹿児島県が指定した地域と、親類などを頼ったものを合わせて約3千戸、約2万人にのぼった. 指定移住先は山間地の原野などが多く、その一つ大王地区には、国の記録によると52戸328人が移った. ルブタン パンプス 名古屋市は26日、病院局でパソコンソフト305本を無断でコピーして使っていたとして、マイクロソフト社など8社に使用料約1567万円を支払うと発表した. 8社から名古屋簡裁に調停申し立てがあり、同日付で和解に合意した. 病院局によると、2010年6月と10月、著作権保護団体やソフトウエア会社から無断コピーに関する内部調査を求める通知が届き、確認作業を開始した. 11年3月時点で、市内の五つの市立病院の計218台のパソコンに、マイクロソフト社の事務用ソフト「オフィス」など8社の計305本が無断でコピーされていることを確認したという. ソフトは事務処理業務などで使用しており、コピーされた経緯については「特定できておらず、今後調査する」(同局)という. 同局の服部正総務課長は「ライセンスに関する意識が希薄だった. 申し訳ない」と話している.